今回は 知っているようでどのように使うのか?悩んでいる方もいるので
フィボナッチリトレースメントについて
フィボナッチって何?
フィボナッチと言っても実は色々な種類があるのですが
今回はフィボナッチリトレースメント(フィボと略しますね)についてです
相場は前の動きにある一定の比率で押し(戻り)の動きを示します
その押し(戻り)の目標価格を推定する手法としてフィボが用いられることがあります
フィボは誰が考えたのか?
これは13世紀 イタリアの数学者 レオナルド・フィボナッチが考え出した数列【フィボナッチ数列】
自然界の美しいと感じられるカタチは 黄金比と言われる比率に当てはまる事が多くあります
この黄金比を導き出すのが この数列【フィボナッチ数列】です
有名なものとしては エジプトのピラミッドやギリシャのパルテノン神殿等がありますが
身近な物としては 名刺のタテヨコ比もこの比率です
トレードではどのように使うのか?
相場で注目されるのは38.2% 61.8%が主流です
50%はフィボではないのですが 転換ポイントとして注目されています
上の図で説明をすると(ローソク足がうまく描けずグラフのようになってしまいすみません)
上昇トレンドが始まった所(起点)から上がっていき
上がりきって折り返して来た所までを100とします
そこから38.2%下落した所 61.8%下落した所にフィボの線が出て来ます(23.8% 50%もありますが)
この上昇トレンドが強い時は天井を付けた後 反落
そしてその後38.2%付近で押し目買いでまた上昇トレンドに乗っています
この上昇トレンドが そこまで強く無い時(弱い時)は
61.8%まで下落してそこで押し目買いになり上昇していくというのがこのフィボの使い方になります
では61.8%よりも下落して来たら??
61.8%を超えて下落してきた時は トレンドの起点となったポイントまで全て戻って来る!と考えるのが一般的です
では下降トレンドの時は……
こちらは 2022.10.22 NY市場が終了した朝のチャート(ドル円 5分足です)
この日は 日本時間の22時過ぎより 日銀の為替介入と思われる物が入り 6円近く下落しました
そんな介入が入った日でも 良く見てみると……
この下げは かなり下落の力が強いと判断出来ます
なのでフィボの38.2%で戻り売りが来て落ちていっています
改めて見てみてビックリですが しっかりフィボが機能しています
このようにその時のトレンドの強さによって 38.2%なのか61.8%まで上昇して落ちるのか?が変わってきます
介入ほどの強さでも反応している事にビックリですが……
エルさんは以前
僕は場合によっては61.8%まで我慢するよ!と言っていた事がありました
最初の頃は 「そんなに我慢するの?」と思ったのですが
これが分かっていれば そうなのか……と理解できます
ここからは 自分のルールを作ってもらえたらと思います
38.2%までは見守るや 50.0%を抜けたら一旦利確なのか?
61.8%で反転すると思えば頑張って持って反転を願うのか……
その時の強さや相関 自分のメンタルとで決めていくのが良いかと思います
他にもこんな使い方が
他にも使い方があるのですが
一例として
上昇トレンドの時の目標値(上げ幅ではなくズバリ目標値です)
目標値① 底値 × 1.382
目標値② 底値 × 1.618
このように上昇や下降の目安を測る時に「係数」として用いられることが多い
使い勝手の良い比率がこのフィボナッチ比率です
今はパソコンやスマホのチャートに自動でフィボが出るので
計算して待ち構えるはなくなりましが
この38.2%と61.8%は狙ってくる人が多い場所を言えると思います
是非色んな通貨ペアのフィボも確認してみてください
じゃあね またね💜
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